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〆暗闇で裾引かれたらマジで泣く

くんっ



「…?」

突然、裾を引かれ私は足を止めた。




「…どうした」

引いた本人が一番驚いているらしい。
引いたは良いが、その手を次にどうするべきか必死に考えているらしい。


「……」

しょうがないので、子供が裾を引く理由を考えてみる。




「歩く速度が速かったか」

小さな頭を横へ二回。

「転びそうになったか」

二回。

「見失いそうだったか」

二回。














「居なくなると思ったのか」





体が強ばった。
思わず溜め息が出る。


「ごめ…なさ…」


じわりと涙が滲み始めた。

「…」

私はくるりと方向を代え、再び前を向く。




裾を離そうと、手の力が抜けていく。


裾から手を離し、私は子供の手を引いた。



「…え…」


子供は先程より驚き、その涙に濡れた目を見開いた。











「行くぞ」






始めは戸惑ったように恐々と
握る力を強めると
次はゆっくり確かめるように
最後に嗚咽を殺すように強く



私達は帰路を歩いた。























「とな」
「止めろよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!////」


目の前には【子供】が、顔を真っ赤にして悶えていた。


「へー月姉ぇにもそんな可愛い時期がねえ」

風鈴がにやにやしながら、子供…塵虫を見る。

「やめっやめろよおおおおおおおおおおお!!!!!////なんでそんな話こいつらの前でするんだこの糞ドSめが「喧しい」(ばしいいいいいいんっ!!!)ぎゃあっ!!!!!!」

「ちょっ、月詠!!?」
「わー★今のは痛いね~W」
「大丈夫かな!?かな?」
「カん然に伸びてるゾW」



「さて、そろそろ帰る」

私は一発喧しい塵虫に入れたことで少し満足し、腰を上げた。

「帰れ帰れ!!!!!二度とくんな!!!!!!」

立ち直りが早い塵虫はキーキーと吠え始める。


「またねヨミ兄ぃ」
「また寄ってください暦さん!!」
「ばいばーい★」
「だー!!!お前ら!!!こんな奴呼ぶんじゃないよ!!!!」

喧しい声を背に研究所を後にした。













「…」



ふいに、





何故か先の話が耳から離れず、







くんっ




「!?」



裾を引かれた。







振り替えると、至極嬉しそうな【子供】がそこにいた。



「暦さんっ!!」


「ひ…より…?どうしてこんな所に…」


「坊っちゃああああん!!!暦さまああああああ!!!!」

後ろから如月がどたどた喧しく走ってくる。



「坊っちゃっげほげほ!!はやっはやいっ!!!おえっ!!!」

「何でお前達が…」

「近くに買い物に出たら偶々暦さんの匂いがしたので走ってきました」

「近く!!!!?坊っちゃん彼処は全く近くなんかじゃないですよ!!!!!?」

「さあ暦さん帰りましょう」

「坊っちゃああああん!!!?」




私はその光景を少し呆然と見つめ



「…あの時とは大違いだ」


「「え?」」


「帰るぞ」


日和の手を取り、私は歩き始めた。


「え…///えっ!!?///」








始めは戸惑ったように恐々と
握る力を強めると
次はゆっくり確かめるように
最後に緊張を殺すように強く



「(ここだけはそっくりだな)」



この後、狡いだの何だのと喚きだした如月が私の空いた手を取ろうとして
日和に刹那に蹴散らされていた。














【裾】




********
がっつり身内ネタWWW
オリキャラ「進め!!カナリア研究所」より
ちょっとした裏話でした。
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非公開コメント

可哀想に・・・迷い込んでしまったんですね(含笑
キリの良い数字はしろい感謝祭です
こんな奴

白炉飴白

Author:白炉飴白
いらっしゃい

新しいしろい
新しいお米
白いかてごりぃぃいい
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